戦国逸話に学ぶ自分や人の動かし方

戦国時代を生きた武将がどうやって自分や人を動かしたか?戦国逸話から読み解き私たちの仕事や人間関係に生かすヒントを探ります。

ルール守るのは誰か 武田信玄

こんにちは丘田両兵衛です。

戦国逸話から武将たちが

自分や人を動かした方法を

今の私たちに活かすことを探っています。

 

今回のテーマは

ルールを守るのは誰か

です。

 

仕事上でもチーム内でも何かしら

守るべきルールがありますよね。

 

部下やメンバーがそれを逸脱したとき

上司、リーダーが注意するなり

罰を与えるなり行われるかと思います。

 

では、もしも上司、リーダーが

逸脱してしまったときはどうでしょうか。

 

 

今回の戦国逸話で取り上げるのは

武田信玄です。

 

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天文16年(1547)6月1日に信玄は

自分の領国の法律として

甲州法度次第

を制定しました。

 

年貢、訴訟、権利義務などを定め

喧嘩両成敗という項目も知られます。

 

その条文の中の一つにこんなものがあります。

 

 

晴信、行儀其の外の法度以下に於て

旨趣相違の事あらば、

貴賤を撰ばず 目安を以て申すべし。

時宜に依って、其の覚悟すべきものなり。 

 

 

晴信というのは信玄のことです。

つまり信玄自身が法律違反したら

身分に問わず訴えてもらえれば

自分も罰せられる覚悟があるということ。

 

戦国武将は独裁者で

好き勝手に振舞っていたと

思われるかもしれません。

 

しかし、このように私も同じように

ルールを守りますよと

明確に示したからこそ

家臣領民が信玄を慕い

戦国最強といわれた武田軍が

作られたということなんでしょうね。