戦国逸話に学ぶ自分や人の動かし方

戦国時代を生きた武将がどうやって自分や人を動かしたか?戦国逸話から読み解き私たちの仕事や人間関係に生かすヒントを探ります。

意見を聞く耳がありますか 名将への諫言

こんにちは、両兵衛です。

 

職場であなたに意見する人はいますか。

 

上司がいれば耳の痛い話を
してくることもあるでしょう。

 

しかし、あなたが仕事もでき
波に乗っているリーダーであるなら
意見してくる人は
少ないのではないでしょうか。


今回ご紹介するのは
武田信玄の傅役(もりやく)だった
板垣信方(いたがきのぶかた)の逸話です。

 

傅役とは、子供の頃からのお世話役
といったところですね。


大河ドラマの話ですが、
「武田信玄」では菅原文太さん、
「風林火山」では千葉真一さん
という大物俳優が信方を演じた
というとイメージが湧くでしょうか。

 

 

 

若い頃の信玄は遊興を
繰り返していました。

しかし合戦では負け知らずで
調子に乗っていたこともあり
周りで諌める者はいませんでした。

 

ついに傅役である信方が
信玄に諫言しはじめました。

 

そして、

「このように言う信方が
 悪いと思われるなら首を刎ねられよ。
 戦場にて死すも、
 今諫言して死すもおなじこと」


と涙ながらに訴えました。
その後信玄は考えを改めた
といわれています。

 


人の意見を聞く耳。

 

意見を言える環境。

 

私たちには波に乗っているときこそ
必要なものかもしれません。

 

あなたに意見を言うほどの人物であれば
信方のように覚悟を持って
言ってきているはずです。

 

そんな人を無下に扱って
いないでしょうか。

 

 


信玄は勢力を信濃へ広げ北上しますが、
北信濃を治めていた村上義清と
上田原で戦い自身初の大敗をしました。

 

この際、信方を失うことになります。

 

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